2026.10.05

2027年、PCCJは新型911カップへ。
新たなマシンとともに、Kiyominの挑戦が始まる。

2026年のPorsche Carrera Cup Japan(PCCJ)を戦い終えた#29 STARRIZE RACING。

最後のレースを終え、雨に濡れたマシンがピットへ戻ってきたこの一枚。

このマシンとともに過ごした2026年は、Kiyominにとって初めて本格的に1年間を戦い抜いたシーズンでした。

そして――。

2027年、PCCJは新たな時代へ入ります。

これまで使用されてきた911 GT3 Cup Type 992.1から、新型911カップ Type 992.2へ。

Kiyominにとっても、STARRIZE RACINGにとっても、新しいマシンとともに新たな挑戦が始まります。

PCCJに新型「911カップ」が登場

2027年のPCCJで使用されるのは、ポルシェの最新カスタマーモータースポーツ車両である「911カップ Type 992.2」。

市販モデルの911 GT3をベースに開発された最新世代のカップカーで、2026年からポルシェ・モービル1・スーパーカップをはじめ、海外の一部カレラカップシリーズですでに導入が始まっているマシンです。

そして2027年から、いよいよ日本のPCCJにも登場します。

2022年からPCCJで使用されてきたType 992.1に代わり、グリッドに並ぶことになります。

2027 PCCJ 新型911カップ

・Type 992.2
・4.0リッター水平対向6気筒自然吸気エンジン
・最高出力 520PS
・最大トルク 470Nm
・6速シーケンシャルドグミッション
・後輪駆動
・レーシングABSを標準装備
・車両重量 約1,288kg

エンジンは4.0L自然吸気、最高出力は520PS

新型911カップに搭載されるのは、4.0リッター水平対向6気筒自然吸気エンジン。

最高出力は520PS。

最大トルクは470Nmを発生し、8,400rpmで最高出力を発揮します。

ターボではなく、自然吸気エンジンならではの鋭いレスポンスと高回転まで一気に回り切るフィーリングは、まさにレーシングポルシェならでは。

数字だけを見ると、従来型からのパワーアップは10PS。

「10PSだけ?」と思うかもしれません。

しかし、新型911カップはエンジンだけが変わったわけではありません。

進化したのは、エンジンだけではない

新型911カップでは、空力性能、ブレーキ、電子制御システムなど、マシン全体にわたってアップデートが施されています。

特に大きなポイントのひとつが、レーシングABSの標準装備。

レース専用車両としての強烈な制動力を、より高い次元でコントロールするためのシステムが搭載されます。

さらに空力面も進化。

新しいエアロパーツによって高速コーナーでのパフォーマンスを高めながら、ドライバーがマシンをコントロールしやすくなるよう、細かな部分まで改良されています。

つまり新型911カップは、単純に「速くなったマシン」というだけではありません。

より速く、より安定して、そしてドライバーがその性能を引き出しやすいマシン。

それがType 992.2という新しい911カップです。

海外ではすでに始まっている「新世代」

実はこの新型911カップ、2026年から海外の主要なワンメイクレースですでに走り始めています。

ポルシェ・モービル1・スーパーカップなどで新型マシンが導入され、実際のレースでその性能を発揮しています。

新型911カップの初期テストでは、従来型を上回るラップタイムも記録されており、空力性能の進化や10PSのパワーアップ以上に、マシン全体の進化が感じられるモデルとなっています。

日本のPCCJでも、2027年からこの新しいマシンによる戦いが始まります。

Kiyominにとっても「新しいスタート」

2026年、Kiyominは初めてPCCJを1年間戦いました。

シーズン開幕当初は、カップカーのブレーキペダルの重さに驚き、必要なペダル操作を身につけるためにトレーニングを重ねるところから始まりました。

そこから岡山、富士、SUGO、鈴鹿、そして再び富士。

接触もあり、スピンもあり、コースアウトもありました。

それでも一つひとつのレースを経験するたびに、マシンの限界を少しずつ理解し、自分自身の走りを変えていきました。

そしてシーズン最後には、アマチュアクラス年間ランキング3位という結果にたどり着きました。

2026年は、Kiyominにとって「カップカーを知る1年」だったのかもしれません。

だからこそ、2027年はその経験を持った状態で、新しいマシンに乗り換えることになります。

新しいマシンで、どんな走りを見せるのか

ここが、2027年の大きな楽しみのひとつです。

同じPCCJという舞台でも、マシンが変わればドライバーのアプローチも変わります。

ブレーキング。

コーナーへの進入。

アクセルを開けるタイミング。

高速コーナーでの姿勢。

そして、タイヤや空力を含めたマシンとの付き合い方。

2026年に経験したことをベースに、Kiyominが新型911カップとどのように向き合っていくのか。

これは、2027年のPCCJを見るうえで非常に楽しみなポイントです。

2026年は「マシンを知る1年」。

2027年は、その経験を持って新型911カップへ。

これまで積み重ねてきた経験が、新しいマシンでどのように走りへつながっていくのか。

そして、2026年を戦ったこのマシンは――

今回の写真に写っている#29のマシン。

このマシンは、2026年2月末にSTARRIZE RACINGへやってきました。

まだ何も知らないKiyominと、まだ何も知らない新しいカップカー。

そこから「ドライバーとマシン」は、一緒に1年間を戦ってきました。

初めてサーキットを走った日。

初めてレースに出た日。

表彰台に上がった日。

悔しいレースになった日。

接触した日。

コースアウトした日。

そして、最後の富士で大雨の中を走り切った日。

そのすべてを、このマシンはKiyominと一緒に経験しました。

2026年のPCCJを語るうえで、この#29のマシンは欠かすことのできない存在です。

2027年、新しい時代へ

2026年でType 992.1によるPCCJの戦いは一区切りとなります。

そして2027年からは、Type 992.2をベースとした新型911カップによる新しいPCCJが始まります。

マシンが変わる。

環境が変わる。

そして、Kiyomin自身も2026年とは違います。

1年間レースを経験し、カップカーというマシンを知り、レースという世界を知りました。

その経験を持って、今度は新しいマシンに挑みます。

果たして新型911カップに乗ったKiyominは、どんな走りを見せるのか。

2026年とはまた違った#29 STARRIZE RACINGの姿を見ることができるはずです。

2027年、PCCJ新時代のスタートです。

2026年は、Kiyominにとって初めての本格的な1年間のレース活動でした。

そして2027年は、その先にある新しいステージ。

新型911カップ Type 992.2とともに、Kiyominの2年目のPCCJが始まります。

新しいマシン。

新しい挑戦。

そして、2026年に積み重ねた経験。

この3つが重なったとき、#29 STARRIZE RACINGがどんな走りを見せるのか。

THE LOT.も引き続き、その挑戦を追いかけていきます。

2027年のPCCJ。

新型911カップとKiyominの新しい挑戦に、どうぞご期待ください。

2027年、#29の新たな物語が始まります。

新型911カップ Type 992.2。

Kiyominの2年目。

STARRIZE RACINGの新たな挑戦。

そして、THE LOT.もそのすべてを追いかけます。

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