2026.10.04

PCCJ2026を終えて。
Kiyominと#29カップカーが歩んだ1年。

2026年9月26日。

大雨の富士スピードウェイ。

Porsche Carrera Cup Japan 2026、 最後のレースを終えた#29 Starrize Racingのマシンが ピットへ戻ってきました。

雨に濡れたボディ。

フロントに残るレースの痕跡。

そして、 今シーズンを最後まで戦い抜いた 「THE LOT.」のロゴをまとったカップカー。

この姿を見ていると、 この1年間にあったさまざまな出来事が 一気に蘇ってきます。

このマシンがスターライズに届いたのは、 今年の2月末。

新車として届いたその日から、 Kiyominとこのマシンの 2026年シーズンが始まりました。

すべての始まりは、今年の2月。

今年の2月末、 スターライズに一台の新しいカップカーがやってきました。

Porsche 911 GT3 Cup。

スターライズのコーポレートカラーである オレンジをベースに、 THE LOT.のブランドカラーを取り入れた 躍動感のあるレーシーなラッピング。

サーキットに置かれているだけでも、 ひときわ目を引く存在でした。

しかし、 このときはまだ誰も、 このマシンとKiyominが 1年後にどんなところまでたどり着くのか 知りませんでした。

そしてKiyominにとっても、 ここからが本格的なレーシングドライバーとしての スタートでした。

最初は「ブレーキを踏む」ことから。

初めてカップカーをドライブしたとき、 Kiyominがまず驚いたのが、 そのブレーキの重さでした。

一般的な乗用車とは、 まったく違うブレーキペダル。

しっかりと踏力をかけなければ、 十分なブレーキ性能を引き出すことができません。

「これだけ踏まないといけないのか。」

そこからのスタートでした。

そして、 このブレーキをしっかり踏める身体を作らなければ レースには出られない。

そこから体力作りや筋力トレーニングにも取り組み、 サーキットを走るための身体作りから 一つずつ始めていきました。

クルマを速く走らせる以前に、 まずはマシンを操るための身体を作る。

2026年のスタートは、 そんなところから始まっていました。

少しずつ、マシンと意思疎通ができるように。

最初から、 思い通りにマシンを動かせたわけではありません。

ブレーキ。

ステアリング。

アクセル。

そして、 タイヤのグリップやマシンの動き。

一つひとつの感覚を身体で覚えながら、 少しずつ走りを身につけていきました。

走るたびに、 「ここまではいける。」

「ここから先は危ない。」

そんなマシンの限界値も、 少しずつ分かるようになっていきました。

そしていつしか、 ただマシンを操作するのではなく、 マシンと会話をするように走れる場面が 増えていきました。

それは、 タイムという数字だけでは分からない、 Kiyomin自身の大きな成長でした。

Kiyominと#29カップカー。

最初は、 「ブレーキが重い」と感じたマシン。

そこから身体を作り、 走り込み、 マシンの限界を探り、 少しずつ意思疎通ができるようになっていきました。

そしてこの1年間、 Kiyominとともに全11戦を戦い抜きました。

時にはコースアウト。時には接触。時にはスピン。

もちろん、 すべてが順調だったわけではありません。

レースですから、 思い通りにいかないこともありました。

コースアウト。

接触。

スピン。

そして、 悔しいリタイア。

鈴鹿では、 ウェットコンディションの中でバトルを経験し、 接触からコースアウト。

富士の最終ラウンドでは、 第10戦の残り2周というところで 1コーナーのブレーキングからコースアウト。

グラベルに捕まり、 レースを終えることになりました。

そして迎えた最後の第11戦も、 大雨。

それでも今度は、 周囲のマシンの位置を確認し、 無理にポジションを取り返そうとせず、 最後までマシンを走らせました。

接触も、 コースアウトもありませんでした。

同じ「雨」でも、 そのときの状況は毎回違います。

だからこそ、 一つひとつのレースが 新しい経験になりました。

今だから言えること。

2026年シーズンが終わった今だからこそ、 正直にお話しできることがあります。

私たちは、 最初から全レースで表彰台を狙っていたわけではありません。

この1年の目標としていたのは、 「全レースを完走すること」でした。

もちろん、 レースに出る以上は速くなりたい。

できれば表彰台にも上がりたい。

それは当然あります。

しかし、 Kiyominにとって2026年は 初めての本格的なレーシングシーズン。

何もかもが初めてでした。

サーキットも。

レースも。

マシンの扱いも。

そして、 雨の中でのレースも。

天候や路面コンディションに、 まったく同じ状況というものはありません。

だからこそ、 一戦一戦を経験し、 最後まで走り切ること。

それを目標として、 この1年を戦ってきました。

そして、年間アマクラス3位。

そんな1年の最後に待っていたのが、 アマチュアクラス年間ランキング3位という結果でした。

2月末に新車として届いた この#29カップカー。

Kiyominの初ドライブから、 最終戦の大雨まで。

そのすべてを、 このマシンも一緒に経験してきました。

岡山。

富士。

SUGO。

鈴鹿。

そして、 もう一度富士。

その一つひとつのサーキットで、 Kiyominとマシンは 少しずつ経験を積み重ねました。

そして最後には、 アマチュアクラス年間ランキング3位。

これは、 Kiyominだけが掴み取った3位ではありません。

Kiyominと、 この#29カップカー。

そしてチーム全員で 一緒に掴み取った3位だと思っています。

Kiyomin × #29 Starrize Racing

2026年 PCCJ初参戦。

アマチュアクラス年間ランキング3位。

初ドライブから最終戦まで、 すべての経験をともにした 大切な一台です。

「1年でここまで成長するとは思わなかった。」

チーム監督も、 シーズンを終えてこう感じています。

「1年で、ここまで成長するとは思っていなかった。」

それほど、 Kiyominの成長は大きなものでした。

最初は、 ブレーキの重さに驚いたところから始まりました。

そこから身体を作り、 トレーニングを重ね、 マシンに慣れていきました。

そして、 ただ速く走るだけではなく、 マシンの限界を感じ、 路面状況を読み、 周囲のマシンを確認し、 その状況に合わせて走り方を変える。

最終戦の雨の富士で見せた走りは、 まさにその成長の一つだったと思います。

第10戦でコースアウトした経験を、 第11戦で活かす。

鈴鹿で接触した経験を、 富士で活かす。

失敗を失敗のまま終わらせず、 次のレースにつなげていく。

それを繰り返した1年でした。

このマシンにも、「ありがとう。」

そして今回、 この写真を見ながら どうしても書いておきたいことがあります。

この1年間、 Kiyominと一緒に戦ってきた #29のカップカー。

時にはコースアウトし。

時には接触し。

時にはスピンし。

そして、 何度も何度もコースへ戻ってきました。

そのすべてを乗り越えて、 最後のレースを終えた直後の姿が 今回の写真です。

大雨に濡れたボディ。

レースを終えたマシン。

そして、 1年間走り続けた証が残っています。

このマシンも、 本当にお疲れさまでした。

来シーズン、PCCJは新しい時代へ。

そして2027年。

Porsche Carrera Cup Japanは、 新しい911 Cupへと変わります。

2027年シーズンからは、 タイプ992.2の新型カップカーが PCCJに導入されます。

新しいマシンで新しいシーズンを迎えることになるため、 どこか寂しい気持ちもあります。

この#29カップカーとともに 戦うPCCJは、 今回で最後。

しかし、 このマシンとの時間が 終わってしまうわけではありません。

来年からは練習車として、 これからもKiyominの走りを見守っていきます。

今年、 Kiyominが初めてカップカーに乗ったときから、 1年間の成長を一番近くで見てきたマシン。

来年は、 さらに成長したKiyominの走りを 今度は練習の場から見届けていきます。

2026年、すべての経験が次につながる。

振り返ってみれば、 本当にたくさんのことがありました。

初めてのカップカー。

初めてのレース。

初めてのバトル。

初めてのスピン。

初めての接触。

初めてのコースアウト。

そして、 初めての表彰台。

一つひとつの経験が、 Kiyominの走りを作っていきました。

そして、 そのすべてを一緒に経験したのが この#29カップカーです。

最初は、 「レースに出るために乗るマシン」だったかもしれません。

でも今では、 Kiyominの成長を語るうえで 欠かすことのできない、 もうひとつの主役です。

Kiyomin、そして#29カップカー。

2026年、 本当にお疲れさまでした。

初めてのカップカーから始まり、 最後は年間アマクラス3位。

たくさんの経験と、 たくさんの成長を 私たちに見せてくれました。

応援してくださった皆様へ。

そして、 2026年のシーズンを終えるにあたり、 最後にどうしてもお伝えしたいことがあります。

今年、 KiyominとStarrize Racing #29を 応援してくださった皆様。

サーキットへ足を運んでくださった皆様。

SNSで応援してくださった皆様。

温かいコメントをくださった皆様。

そして、 差し入れまで持ってきてくださった皆様。

本当に、本当にありがとうございました。

レースは、 ドライバーだけではできません。

チームだけでもできません。

応援してくださる皆様の存在があってこそ、 この活動を続けることができます。

サーキットでいただいた声援や、 SNSでいただいたコメント、 そして日々いただいた温かい言葉は、 Kiyominにとってもチームにとっても 大きな力になりました。

この場をお借りして、 心より御礼申し上げます。

2027年、さらに成長したKiyominへ。

そして、 ここで終わりではありません。

2027年、 Kiyominはさらに成長した姿で カレラカップへ挑戦します。

今年1年間で経験したこと。

できるようになったこと。

そして、 まだできていないこと。

すべてを次のシーズンにつなげていきます。

今年は、 「完走すること」を大きな目標として 戦ってきました。

来年は、 今年とはまた違う目標に向かって。

もっと速く。

もっと強く。

そして、 もっと成長したKiyominを 皆様にお見せできるように。

2027年のKiyominにも、 ぜひご期待ください。

Porsche Carrera Cup Japan 2026

Kiyomin 初参戦シーズン。

アマチュアクラス年間ランキング3位。

そして、 Kiyominと#29カップカーが歩んだ 最初の1年が終わりました。

2026年、本当にありがとうございました。

Kiyomin。

そして、 #29 Starrize Racingのカップカー。

2026年シーズン、 本当にお疲れさまでした。

そして、 この1年間ともに戦ってくださった チームの皆様、 関係者の皆様、 応援してくださったすべての皆様。

本当にありがとうございました。

2027年、 さらに成長したKiyominが 再びカレラカップの舞台へ挑みます。

今年とはまた違う景色を、 皆様と一緒に見られることを楽しみにしています。

来シーズンも、 Kiyominの挑戦にご期待ください。

Porsche Carrera Cup Japan 2026。

Kiyomin、 そして#29カップカー。

最高のシーズンを、 本当にありがとうございました!

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