Porsche Carrera Cup Japan 2026 Rd8@SUZUKA の決勝が行われました。
結果は、 残念ながらリタイヤ。
しかし今回のレースは、 単純に「リタイヤしてしまった」という一言だけでは、 我々としても終わらせたくないレースでした。
今回、 Kiyominはライバルマシンとの接触があり、 右フロントの足回りが曲がってしまいました。
そのまま競技を続けることは、 マシンの状態を考えても安全とは言えない状況。
そのため、 安全を最優先に考え、リタイヤという判断をしました。
まず、 レース中の接触そのものは、 決して良いこととは言えません。
相手がいる競技だからこそ、 お互いに安全に走り切ることが大切です。
今回の接触についても、 Kiyomin自身、 そしてチームとしても、 しっかりと振り返り、 今後につなげていかなければなりません。
ただ、 今回のレースを見ていて、 我々がもうひとつ感じたことがあります。
これまでのKiyominのレースを振り返ってみると、 実は一人旅になることが多くありました。
前を走るライバルとの距離が開いていたり、 後ろから追われる展開になったり。
もちろん、 それもレースです。
しかし、 これまでのKiyominは、 ライバルに対して 「譲る」場面も少なくありませんでした。
ところが今回、 鈴鹿で見せたのは、 ライバルとしっかりとポジションを争う姿。
前を走るマシンを追い、 相手との距離を詰め、 そしてバトルをする。
その中で今回の接触が起きてしまいました。
もちろん、 接触は良くありません。
ですが、 「これまで譲っていたライバルに対して、バトルができるようになった」 ということは、 Kiyominにとって間違いなく大きな成長です。
そして、 今回の舞台は鈴鹿サーキット。
これまで何度もお伝えしてきた通り、 Kiyominは鈴鹿での走行経験がほとんどありません。
その状態で、 S字、 デグナー、 ヘアピン、 スプーン、 130R、 そしてシケイン。
鈴鹿特有の難しいセクションを走りながら、 予選では自己ベストを更新するところまでペースを上げました。
今回はそのタイムが四脱によって抹消され、 決勝は最後尾からのスタート。
そこからライバルを追い、 バトルをするところまで来ました。
これは、 我々から見ても非常に大きな進歩です。
改めて考えてみると、 Kiyominが初めてカップカーに乗ったのは、 まだ半年前のことです。
そして、 初めて「レース」というものに参加しました。
そこから岡山、 富士、 SUGO、 そして今回の鈴鹿。
サーキットを走る経験を積み、 レースの中で他のドライバーと競い、 少しずつマシンを理解してきました。
そして今では、 ライバルと真正面からバトルするところまで成長しています。
ほとんど走ったことのない鈴鹿で、 ここまでのスピードで成長している。
我々スタッフから見ても、 本当にものすごい成長速度だと思っています。
現在、 Kiyominのマシンはピットに戻っています。
右フロントの足回りにダメージを負ったマシンを、 チームのスーパーメカニックが修理しています。
レースで走ることだけが、 レーシングチームの仕事ではありません。
走行後のマシンを確認し、 ダメージを修復し、 次のレースへ向けて再び戦える状態へ戻す。
ドライバーがコース上で戦えるのは、 こうしてピットでマシンを支えるスタッフがいるからこそです。
今回も、 チーム全員で次の決戦へ向けて準備を進めています。
一方のKiyominも、 ただ休んでいるわけではありません。
コーチとともに、 今回のレースを振り返っています。
どこが良かったのか。
どこを改善しなければならないのか。
そして、 今回のバトルで何を学んだのか。
接触という結果だけを見るのではなく、 その中で得た経験を、 次のレースへどうつなげるか。
それが今、 Kiyominにとって非常に大切な時間になっています。
今回のRd8は、 残念ながら最後まで走り切ることができませんでした。
しかし、 これまでのレースとは違うKiyominの姿を見ることができたのも事実です。
ライバルを追い、 バトルをし、 自分から仕掛けていく。
その中で、 今回の経験がありました。
接触については、 しっかりと反省し、 次へつなげなければなりません。
それでも、 この経験を無駄にする必要はありません。
むしろ、 今回の悔しさを次の走りに変えてほしい。
そして、 明日こそは表彰台へ。
Rd8はリタイヤという結果になりました。
しかし、 今回の鈴鹿で得たものは決して小さくありません。
ほとんど走ったことのない鈴鹿で、 自己ベストを更新するところまでペースを上げ、 ライバルとバトルをする。
半年前に初めてカップカーに乗ったKiyominが、 そこまで来ました。
だからこそ、 ここで終わるわけにはいきません。
チームはマシンを修復し、 Kiyominはコーチとともに走りを振り返る。
そして、 次の決戦へ。
今回の悔しさを力に変えて、 Kiyominらしい、 怖いもの知らずの走りをもう一度見せてもらいたいと思います。
THE LOT.スタッフも、 引き続き現地から応援してまいります。
明日こそは表彰台! 引き続き、温かいご声援をよろしくお願いいたします!