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空冷ポルシェのオイル漏れと
オーナーの余裕

空冷ポルシェのオイル漏れ跡

先日、お納めしたお客様の空冷ポルシェについて、 「オイル漏れらしき跡がある」とご連絡をいただきました。

そのお客様は、月に一度か二度ほど大切にお乗りになられている方。 たまたま駐車場所で違和感に気づかれ、ご相談くださいました。

早速現地へ確認に伺ってみると、 たしかにオイル漏れの痕跡が。

サイズとしては手のひら大ほどの跡が確認でき、 すぐに入庫の段取りを組ませていただき、現在は工場にて点検・修理対応中です。

オイル漏れは、実は珍しいことではありません

オイル漏れというと、初めての方にはかなり大きなトラブルに聞こえるかもしれません。

ですが実際のところ、これはポルシェに限らず、 輸入車全般で比較的よくある症状のひとつです。

原因は様々ですが、分かりやすい代表例としては ドレンボルトまわりのゴム部品の劣化などが挙げられます。

もちろん漏れていて良いわけではありませんが、
輸入車においては“起こりうる日常的なトラブル”でもあります。

空冷ポルシェオーナーの方々は、驚くほど落ち着いています

そして、ここからが少し面白いところです。

空冷ポルシェのオーナーの方々は、 この手の症状に対して本当に落ち着いていらっしゃいます。

もちろん、水たまりのようにジャブジャブ漏れている場合は別ですが、 このくらいの初期段階であれば、

「このくらいならまだ大丈夫」 「連休明けで工場が落ち着いてからでいいよ」

とおっしゃる方が実際にとても多いのです。

こちらとしては、当然ながら早めの入庫を強くおすすめします。 ですが、オーナーの皆様は経験も知識も豊富。

「どの程度なら様子を見られて、どこから先は危険なのか」を きちんと理解されている方が本当に多いと感じます。

この“余裕”に、いつも感心させられます

私たちとしては、 たとえ初期段階だとしても、やはりすぐにでも入庫して直したくなるものです。

ですが空冷ポルシェのオーナーの方々は、 そうした症状も含めてクルマと付き合っている印象があります。

それは決して雑に扱っているわけではなく、 むしろ逆です。

長期間の放置が良くないことも当然よくご存じで、 その上で落ち着いて最善を考えていらっしゃる。

このあたりに、長くクラシックカーや空冷ポルシェと付き合ってきた 玄人の余裕を感じます。

クルマを“所有する”というより、
クルマと“付き合っている”。

そんな空気感が、空冷ポルシェオーナーの方々にはあります。

今回は初期段階。きっちり直してお返しいたします

今回は幸いにも初期段階での発見でしたので、 修理にそこまで大きな時間はかからない見込みです。

もちろん、きっちりと原因を確認し、 しっかりとお直しした上でお届けにあがります。

大切にされてきた一台だからこそ、 こちらも丁寧に、確実に向き合ってまいります。

オーナーの皆様の“クルマとの付き合い方”も発信していきます

THE LOT.では、車両そのものだけでなく、 どういった方々が、どういう想いでそのクルマに乗られているのかも とても大切にしています。

クラシック、スーパーカー、空冷ポルシェ。 それぞれに独特の文化があり、オーナー様ごとに魅力があります。

これからも、そういった“クルマのある日常”や “オーナーの皆様のリアル”も発信してまいります。

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